2024年6月28日、トリナソーラーの国際システムビジネスユニット(ISBU)に属し、日本国内で太陽光発電プロジェクトを手がけている トリナ・ソーラー・ジャパン・エナジー株式会社(TSJE)は、京都府福知山市での2.34MWpという大規模な営農型太陽光発電プロジェクトが商業運転(COD)を開始したことを喜んでお知らせします。発電価格(FIT)は18円/kWhです。
このプロジェクトの竣工を記念した竣工式が2024年6月26日に開催され、 TSJEの代表取締役である陳鋒氏、EPC業務を担当した 日本NCRサービス株式会社の代表取締役社長 である下村昌弘氏、営農者の有限会社やくの農業振興団の代表取締役である荻野功治氏らが出席しました。
TSJEはこのプロジェクトを、土地の探索やFIT申請を含め自ら行ういわゆるグリーンフィールド案件として開発し、2023年10月17日に京都府福知山市夜久野町において建設が開始されました。このプロジェクトにはトリナソーラー独自の長方形セル技術を使用した210N-Typeの690Wモジュールが使用されており、高出力、高効率、高信頼性、高容量、低コストの電力で顧客価値を最大化しています。このプロジェクトは年間で2700 MWhのクリーンエネルギーを生産し、年間1760トンの二酸化炭素排出削減に寄与します。
この太陽光発電所は日本における比較的大規模なソーラーシェアリングプロジェクトとして、TSJEを含むトリナソーラーISBUチームにとって新たなマイルストーンとなります。 ソーラーシェアリングは、農地を有効に活用し、持続可能な土地利用を促進するために、同じ敷地で農作物の栽培と発電を両立させるものです。トリナソーラーは、農業、林業、畜産、漁業など他の産業との連携による革新的な「PV+」モデルを実践し、緑のアップグレードを推進しています。このPV発電モデルにより、太陽光発電と農業活動の調和した共存が実現されます。
TSJEは環境、社会、ガバナンス(ESG)基準へのコミットメントを揺るぎないものとし、周辺生態系への貢献と、クリーンエネルギーの解決策を継続的に推進し、ネットゼロの未来に向けた道筋を築くことに尽力しています。なお、TSJEは、プロジェクト開発者から独立系発電事業者(IPP)への移行の一環として、このプロジェクトの所有と運営を行います。
トリナソーラーISBUについて
トリナソーラーISBUは、トリナソーラーのビジネスユニットであり、国際市場向けの大規模な太陽光発電およびバッテリー蓄電ソリューションの開発者です。プロジェクト開発、資金調達、EPC、O&Mにおける15年以上のプロフェッショナルな経験と実績を持ち、トリナソーラーISBUはスマートな再生可能エネルギーソリューションの開発と管理でグローバルリーダーであり、地元の利害関係者と国際投資家に価値を創出しています。米国、英国、イタリア、フランス、ギリシャ、スペイン、日本、コロンビア、メキシコ、チリ、ペルー、オーストラリア、韓国、ベトナム、マレーシア、フィリピン、カンボジア、ブラジル、ポーランド、ドイツ、ハンガリー、クロアチアを含む20以上の国と地域で活動しています。
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